或る日本語教師の備忘録

これまでの経験を忘れないようメモを取ります。

中国での採用

中国の大学で日本語教師をすることが確定しました!

2023年9月1日に着任予定です。

 

内定は5月ごろに出ていたのですが、ビザ関係の書類集めや、ビザ申請に2か月程度かかりました。費用や詳しい内容についてはまた別の記事に書きたいと思います。

 

さて待遇についてですが、修士号があるとはいえ、2年程度の教授歴で10000RMB以上なので破格です。昼食付、寮無料、光熱費無料です。食費が安い中国において、大食いな私は日本以上に貯金ができるかもしれません。

何か裏があるのでは?と勘ぐってしまいますが、とりあえず行ってみて、ダメだったら戻って来ようと思います。地理的にすぐ帰って来れるのがお隣中国の利点ですね。

 

書類提出後一日で面接、面接その日に採用でした。

スピード感がブラック企業を思わせます(笑)

先方も採用が決まらず、焦っていたのでしょうか。

 

面接を振り返ると以下の3点がアピールポイントになっていたように思えます。

・経歴は浅いが文化庁研修を受けていたこと

・中国に慣れ親しんでいること(旅行経験・HSK1級)

・大学院の為の研究計画書指導の経験

 

 

今回の求人は「日本語教師の集い」の某斡旋エージェントを通して応募しました。

このサイトを利用した理由は、「日本語教師 求人」で検索するとTOPに表示されていたからです。ベテランの先生によると「日本村」や「日本語オンライン」が老舗で、もっとポピュラーらしいですね。

 

よくネットで、斡旋エージェントとのトラブルを心配する意見も見受けられていましたが、私の場合はそのようなことはありませんでした。wechatのレスポンスは早く、ビザ申請書類の集め方も丁寧に教えてくれました。

 

両親や友人など、中国人に接点がない人、中国に行ったことがない人にこの話をすると驚かれます。

彼らに中国に対するイメージは、コピー品・食品偽装・情報セキュリティ漏洩・不当逮捕

などです(笑)。さすが親米メディアの影響でしょうか。説明しても一切伝わりません。

 

まあとにかく、8月末の出国に向け、退職に伴う引継ぎや、諸々の準備して行きたいと思います。

 

それではまた!