或る日本語教師の備忘録

これまでの経験を忘れないようメモを取ります。

中国の就労ビザ取得にかかる費用と手続きについて

 

こんにちは

 

無事中国での就労ビザを取得できたのでその費用と過程を振り返ってみたいと思います。

 

 

ビザ取得のフローとしては以下の通りです。

①書類集め

②中国ビザセンターでの認証

③大学への認証書類のコピー送付、労働許可書の発行

④ビザ申請

となります。

この中で、書類集めが一番大変でした。

 

各書類(中国政府による認証の為、ビザセンターへ提出する)のフローは以下の通りです。

①各機関への依頼・受け取り

(②私文書は公証人役場での認証が必要)

③外務省での認証(無料)

④中国ビザセンターでの認証

 

 前提として、私文書(私立大学、企業が発行)は公証人役場での認証が必要。

     ※東京の公証人役場で認証してもらうと、外務省の認証印までくれます。

       公文書(国立大学、役所が発行)は公証人役場での認証は必要なし。

 

 

必要な書類と費用:

・大学院の修了証明書(公文書・要認証)

 大学への申し込み500円

 中国ビザセンターでの認証5500円

・日本語教員養成課程の修了書(私文書・要認証)

  大学への申し込み500円

  公証人役場で認証5500円

  中国ビザセンターでの認証5000円

・犯罪経歴証明書(公文書・要認証)

 各県の県警(無料)

 中国ビザセンターでの認証5000円

・中国渡航者向け健康診断書(認証不要)

 東京大学医科学研究所付属病院での受診25181円

 ※国立病院での受診が必要

・在職証明書(認証不要)

 無料

 

中国ビザセンター書類認証手数料11550円

中国ビザセンタービザ査証申請費用8500円

 

以上合計すると47,231円でした(-_-)

交通費を含めると5万はゆうに超えると思います。

エージェントに聞いてみましたが、ビザ申請にかかる費用の補助はどこの大学でも行っていないそうです(-_-)

 

使用した有給:5日間

書類集めからビザ取得までの期間は2か月くらいでしょうか。

ビザ不許可・住んでいる地域・時期によっては、費用も期間ももっと掛かると思います。

今回は就労先が大学で、認証書類も卒業証明書だったので、スムーズにいきましたが、

書類認証・ビザ査証どちらも民間のものは、結構リジェクトされるらしいです。

 

 

私は住んでいる所が茨城県の南、東京に近いエリアであり、水戸県警まで犯罪経歴証明書を申請に行かなければなりませんでした。

そこで、

①朝一で東京での健康診断→公証人役場での申請→急行に乗って水戸県警に申請へ

一週間

②水戸県警での受け取り→外務省への申請

一週間

③病院での受診結果の受け取り→外務省での書類の受け取り→ビザセンターでの認証申請

などのハードスケジューリングを行いました。

 

体力的、時間的に節約したいという方は、行政書士?などの代行サービスを利用する方がよいと思います。

 

わたし的には、文字通りの東奔西走(北奔南走?)はそれなりに楽しかったですが。

 

それではまたノシ